Astrobloomダッシュボード入門ガイド
理論はそろいました。次は実際の画面です。
ここまでで、四柱推命の基本概念を一通り押さえてきました。四柱推命とは何か、五行、陰陽、22文字のアルファベット、そして四柱の読み方。
最終回はAstrobloomのプラットフォームの実地ツアーです。プロダクトを歩きながら、各セクションで何ができるのか、ここまでの学びとどう結びつくのかを見ていきます。
まずはここから:命式を作成する
最初にやることは、自分の命盤(出生命式)を生成することです。
必要な情報はこちらです。
- 生年月日(年・月・日)
- 生まれた時刻(分かる範囲で正確に。2時間刻みでも十分)
- 生まれた場所(真太陽時補正のため)
時刻が分からない場合は、時刻不明のまま命式を作成してください。年・月・日の三柱命式が表示され、これだけでも十分多くの示唆があります。多くの研究家が、まず三柱で読み解きを進めています。あとから時刻が判明したときに、時柱を加えることもできます。
命式が生成されると、見慣れた四列の格子が表示されます。ここで前回の手順を試してみましょう。日干を見つけ、月支を確認し、五行の分布を眺める。
本命レポート:性格分析
本命レポートは、出生命式そのものに基づく中核的な分析です。時運(時間軸)の影響を含まない、あなた自身の輪郭です。
含まれる項目はこちらです。
性格の概観
このセクションは、日干の五行と陰陽、そして命式全体の構成から、性格の核を描き出します。「自分のことだ」と感じる箇所と、「思いのほか言い当てられている」と感じる箇所が混ざるはずです。
キャリアの傾向
命式における十神(通変星 — 日干と他の字との関係を表す概念)の構成から、自然に気が流れやすい領域を読み取ります。キャリアの岐路に立っている方にとって、特に実用的なセクションのひとつです。
十神(通変星)は、五行そのものより一段抽象的な解釈の層です。命式の各字が日干に対してどう機能するかを、関係性で表します。食神、傷官、正財・偏財、正官・偏官、正印・偏印、比肩・劫財 — それぞれが固有の役割を担います。本シリーズを終えた次の自然な一歩は、この十神の世界です。プラットフォーム上でも、レポートの中で出会うたびに解説が用意されています。
財運のプロフィール
蓄積する金額の予言ではありません。資源との関わり方の輪郭です。蓄積寄りか循環寄りか、金銭面のストレスが生まれやすい場面はどこか、自分の気と相性のよい財との関わり方は何か、といった観点で読み解きます。
関係性のパターン
パートナーシップを表す字に対して、日干がどう関わるか。関係の中で自然に提供しやすいもの、求めやすいもの、繰り返し現れがちな盲点はどこか。
健康の傾向
五行と、伝統中医学における対応する臓腑系統との結びつきを示します。診断ツールではなく、ウェルネス上の気づきの材料としてご活用ください。
時運:今いるフェーズを理解する
本命レポートが静的な分析だとすれば、時運は時間の次元を加えるセクションです。
四柱推命の時運分析は、四つの尺度で動きます。
大運:10年単位のフェーズ
人生の10年ごとに、その期間を支配する干支の組み合わせがあります。10年分の「気候パターン」とイメージするとつかみやすいでしょう。同じ日干でも、金の気が多い10年と、水の気が多い10年では、進み方がまるで違ってきます。
流年:年ごとの気
年にもそれぞれの干支があります。2024年は甲辰(陽木の龍)、2025年は乙巳(陰木の蛇)、というように。年の気が出生命式と響き合い、その年ならではの主題を生み出します。
「2025年の流年」は、「2025年に何が起きるか」のリストではありません。あなたの命式に対して、2025年がどんな気の文脈をもたらすかを示すものです。自然な強みを後押しする部分もあれば、調整を促す摩擦を生む部分もあります。どれも固定された運命ではなく、参考にできる傾向です。
流月:月ごとの気
短い視野での計画には、流月分析が役に立ちます。一年の中で、自分の命式と強く響く月、軽く滞る月を見渡せます。
日運:日ごとの気
もっとも細かい粒度です。特定の一日が、自分の命式に対してどんな気を帯びるかを示します。「個人のエネルギーの天気予報」のようにイメージしてください。重要な打ち合わせ、創造的な仕事、向き合いにくい対話の予定を組むときの参考になります。
相性:二つの命式を読む
相性セクションでは、二つの命式の関わり合いを分析できます。次のような関係が対象です。
- 恋愛・パートナーシップ — 五行の補完、緊張点、互いに与え合えるもの・必要としているもの
- ビジネス・パートナーシップ — 気の構成が補い合うか、重複しているか
- 親子の力学 — 子どもの自然な五行の傾向に、抗うのではなく寄り添うために
- 友人関係 — なぜある人とは最初から楽で、ある人とは余分な努力が要るのか
「完全に相性がいい」「相性が悪い」という命式の組み合わせはありません。スコアが高いのは、気の流れが楽だということ。けれど「楽」が、つねに「価値が高い」とは限りません。摩擦を抱えたほうが、生産的に働く関係もあります。相性分析は関係の力学を理解する道具であって、続けるか別れるかを決めるための判定機ではありません。
ロスター:複数の命式を管理する
自分の命式以外にも、パートナー、家族、近しい友人や同僚の命式を見たくなることがあります。ロスター機能では、複数の命式を保存しておき、生年月日を毎回入力し直すことなく呼び出せます。
保存した命式は、個別の分析にも、相性分析のペアリングにも利用できます。
学堂:さらに深く学ぶ
このページがあるのが、Astrobloomの学堂(アカデミー)— 体系的な学習セクションです。今お読みいただいているシリーズ「四柱推命入門:あなたのソースコード」が、その土台を提供します。今後のシリーズでは、こうしたテーマに踏み込んでいきます。
- 十神(通変星)の詳細
- 五行の強弱判定(身強・身弱)
- 地支に隠された蔵干
- 上級の相互作用パターン(合・冲・刑・害)
- 季節と気候を踏まえた分析(調候)
各シリーズは前のシリーズの土台に積み重なる構成です。ここまで6回をお読みいただいた方は、次の段階に進む準備が整っています。「本で読む四柱推命」から、「自分の目で命式を読む四柱推命」へ。
易経オラクル:卦による問いかけ
特定の状況についての問い — キャリア上の判断、ある関係、ひとつのプロジェクト — には、Astrobloomの易経オラクルもご利用いただけます。出生命式に基づく四柱推命とは異なり、易経はその場の状況に対して具体的な問いを立て、卦からの示唆を受け取る方法です。
二つの体系は補完的です。四柱推命がベースラインの構成を描き出し、易経が「今この決断の瞬間」に焦点を当てます。
吉日選定:行動のタイミングを計る
吉日選定(吉日)機能は、特定の活動に向く日柄を、あなたの命式と中国伝統の暦法を組み合わせて算出します。
- 婚礼や式典
- 事業の開始、契約
- 引っ越し、改装
- 旅行や訪問の予定
命式と暦のスコアリングを統合し、自分自身の気と全体の暦の双方と響き合う日を浮かび上がらせる仕組みです。
まとめと次の一歩
ここまでで入門ガイドは完了です。学んできたことの全体像を、表で振り返ってみましょう。
| 回 | 中核となる概念 |
|---|---|
| 1 | 四柱推命 = 生まれた瞬間を四つの象徴的な柱に符号化したもの |
| 2 | 五行 = 気の動きを表す五つのパターン |
| 3 | 陰陽 = すべての分析の下にある二極の層 |
| 4 | 十干 + 十二支 = 22文字の四柱推命アルファベット |
| 5 | 四柱 = 年(根)・月(動機)・日(自分)・時(内なる世界) |
| 6 | Astrobloomの機能 = 本命レポート、時運、相性、易経、吉日選定 |
最初の一歩としておすすめしたいのは: Astrobloomで自分の命式を作成し、本命レポートを読んでみることです。そこで目にする内容のほとんどを、いまや自分の言葉で受け取れるはずです。
そのあとは、また学堂へ戻ってみてください。次は十神シリーズが自然な一歩です。ここまで学んだ概念が、いっきに精度を増していくのを実感していただけるはずです。
ソースコードはそろいました。あとは、走らせるだけです。